「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 第1弾対戦カード発表会見レポート

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K-1 JAPAN GROUP

posted2022年6月15日 10時00分

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©K-1

「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 フェザー級世界最強決定トーナメント開催!軍司泰斗「フェザー級チャンピオンは僕。これは僕のためのトーナメントだと思っています」

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6月14日(火)都内にて、8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS~K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。

 今大会では8選手参加によるK-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメントが行なわれることが決まった。会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーはトーナメント開催の経緯を以下のように説明した。

「これまで九州大会はワンマッチ&タイトルマッチを中心に開催してきましたが、今年初めて待望のワンデートーナメントを開催することになりました。8選手参加のワンデートーナメントはK-1でしか見られない、魅力の詰まったものだと思います。それを九州のファンにお見せすることができます。そして今回行なうのはフェザー級の世界最強決定トーナメントです。世界最強決定トーナメントは2019年6月の両国大会以来です。しばらく世界最強決定トーナメントは開催していなかったのですが、コロナの状況も落ち着き、海外の強豪を交えた世界最強決定トーナメントを開催することになります。

フェザー級で開催する理由としては、昨年 “戦国時代”とキャッチコピーにつけたように、フェザー級は選手層も厚く、誰がチャンピオンになってもおかしくない状況です。実際に1年間でチャンピオンが二人生まれ、いまは軍司泰斗がチャンピオンになっていますが、今年に入ってK-1・Krushで組んだ試合でも接戦が続き、いまも変わらず戦国時代が続いています。その中で誰が一番強いのか。ワンデートーナメントで決めるのがふさわしいと思い、トーナメントを開催することになりました」

トーナメントにはK-1フェザー級王者の軍司泰斗を筆頭に日本人選手5名、世界の強豪3選手が参戦。以下の組み合わせが発表された。

一回戦(1):玖村修平VSジャオスアヤイ・ソー.デッチャパン
一回戦(2):軍司泰斗VSファク・スアレス
一回戦(3):椿原龍矢VS斗麗
一回戦(4):新美貴士VSワン・ジュングァン
準決勝(1):一回戦(1)勝者vs一回戦(2)勝者
準決勝(2):一回戦(3)勝者vs一回戦(4)勝者
決勝:準決勝(1)勝者vs準決勝(2)勝者

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 出場する日本人5選手が登壇すると、中村プロデューサーは「じつは玖村選手をのぞく日本人選手選手たちが8選手参加のワンデートーナメントに出場するのは初めて。それも含め見どころの多いトーナメントになる」と期待を寄せた。

 現Krushフェザー級王者の玖村はジャオスアヤイ戦について「ジャオスアヤイを優勝候補に挙げる人も多いと思うので、一回戦から決勝戦のつもりで挑みたい」と強く意気込む。さらに「一日で軍司選手、椿原選手にリベンジできる。そのリベンジロードをこの一日で達成しようと思う」と雪辱勝利と共に優勝をつかむことを誓った。一方のジャオスアヤイは過去に第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントに出場したことを踏まえ、「前回のトーナメントでは準優勝に終わってしまったが、今回は必ず優勝して、将来的にはK-1チャンピオンになりたいと思う」とメッセージを寄せた。

 現役王者としての優勝という大きなテーマを持つ軍司は「フェザー級のチャンピオンは僕なんで、僕のためのトーナメントだと思ってる」と主役獲りを宣言。一回戦の相手であるスアレスについては「パンチで攻めてく選手だと思うので、すごい噛み合う試合になって、たぶんKO決着です」と激闘を予測した。これに呼応するように、南米の『WGP-KICKBOXING』のチャンピオンであるスアレスも「俺は一歩も下がることなく軍司と打ち合うつもりだ」と熱いメッセージを送る。

 前K-1フェザー級王者の椿原は「目指すは世界最強の称号と、軍司チャンピオンの首だけ」と、王座返り咲きを見据えて闘志を燃やす。一回戦は唯一の日本人対決となり、相手の斗麗については「左も右も構えられて巧い選手」と分析。一方の斗麗は自身がK-1 JAPANグループで王座戴冠歴がないのを踏まえ「自分のポジションをわかってるので悔しい気持ちがある。このトーナメントで死んだっていいという気持ちで、命を懸けて臨む」と不退転の決意だ。椿原に対しては「偉大なベルトを巻いた元チャンピオンで、そして僕の夢を邪魔する敵、それだけ」と言い放った。

 現在連敗中での前Krushフェザー級王者の新美は、「トーナメントのオファーが来たとき、モチベーションもすごい上がった。ここで優勝しないと、この先ないのかなって思ってる」と復活に向けて期する思いを吐露。一回戦の相手であるジュングァンについては、「アグレッシブで手数が多くて、どんどん前に出てくる選手」と警戒を強めた。『ONE Championship』にも出場し世界的な評価を高め、K-1にひさびさに参戦するジュングァンは、メッセージで「新美選手は、過去に『武林風』でも試合をしているので、よく知っています。アグレッシブなファイトスタイルでガードも固い選手ですが、残念ながら対戦相手は僕です」と勝利への自信をアピールした。以下はトーナメント出場8選手・中村プロデューサーの各試合の見どころは以下の通り。