「K’FESTA.5」4.3(日)代々木 第3弾カード発表会見レポート

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K-1 JAPAN GROUP

posted2022年3月3日 7時00分

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3月2日(水)都内にて、4月3日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の第3弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。

安保瑠輝也が野杁正明を苦しめたプライチュンポンと一騎打ち!「野杁選手が倒せなかった相手を俺がKOして、打倒・野杁正明に一歩近づく」

 昨年9月K-1横浜アリーナ大会の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメント決勝で野杁正明にKO負けした後、12月の復帰戦で海斗をKOした安保瑠輝也が今大会に参戦。タイのプライチュンポン・ソー.シーソムポンとスーパーファイトで対戦する。

 プライチュンポンはサウスポーから繰り出す蹴りをはじめ、多彩なテクニックを誇るムエタイの強豪。昨年3月「K'FESTA.4 Day.2」では野杁と対戦し、野杁の攻撃をどれだけ受けても心が折れることなく最後まで立ち続けて野杁を苦しめた。

 安保は新型コロナウイルスの濃厚接触者となったためオンラインにて会見に出席。「野杁選手がKOで倒せなかった相手、その選手を俺がKOで倒すことによって、打倒野杁正明に向けて一歩近づけると思ったので、この試合を引き受けさせてもらいました」と、試合を受けた経緯を説明。

 プライチュンポンについては「上手い選手だと思います。100戦近く戦っています」とテクニックレベルの高さを分析。「野杁選手との試合を見て、クリンチや首相撲をしていた。K-1の舞台はパンチと蹴りでアグレッシブな攻めでKOを狙う舞台。そのルールに基づいて、別に俺は殴り倒されてもいいと思っているので、そういうルールのもと、楽しい盛り上がる試合をしようと伝えたい」と打ち合いを望んだ。

 この試合を乗り越えた先には、当然野杁へのリベンジも見据える。「俺がきっちりKOで倒す自信もありますし、倒せると思っている。倒すことで(野杁正明に)挑戦状を叩きつけたい。対戦が決まったら自信のある安保瑠輝也でしっかり倒したいと思っている」と闘志を燃やした。

 一方のプライチュンポンからは「今回はK-1に再び呼んで頂きありがとうございます。前回は初めてのK-1ルールで力を発揮できなかったが、今回は自分の実力を見せたい。皆さんは安保選手が有利と予想していると思いますが、私が安保選手の弱点を突きに行く。安保選手に勝ってもう一度野杁(正明)選手と戦いたい」とのコメントが届いていた。

 安保は“野杁が倒せなかった男”プライチュンポンをマットに沈めることができるか?
 

安保瑠輝也
「今回この試合が決まったんですけど、最初は違う相手とやってくれという打診があって、その相手とやる意味が見つからなくて、お断りさせてもらいました。その中でプライチュンポン選手という提案があって、野杁選手がKOで倒せなかった相手、その選手を俺がKOで倒すことによって、打倒・野杁正明に向けて一歩近づけると思ったので、この試合を引き受けさせてもらいました。

(プライチュンポンの印象は?)日本でも沢山試合をされていて勝ったり負けたりしている上手い選手だと思います。100戦近く戦っていますし。ただ一つ言いたいのは、野杁選手との試合を見て、クリンチや首相撲が多かったなと。K-1の舞台はパンチと蹴りでアグレッシブな攻めでKOを狙う舞台。そのルールに基づいて、別に俺は殴り倒されてもいいと思っているので、そういうルールのもと、楽しい盛り上がる試合をしようと伝えたいです。

(野杁に判定まで粘った選手、比較という意味合いも大きい。どのような試合をしたいか?)引き受けた理由は、野杁選手相手に判定まで行ったことが大きくて、ここで俺がきっちりKOで倒す自信もありますし、倒せると思っている。倒すことで(野杁正明に)挑戦状を叩きつけたいなと思っています。

(以前は野杁との実力差は経験の差と語っていたが?)試合が終わって時間が経って、相手の方が優れている部分もありますし、自分の方が優れている部分ももちろんあります。日々練習で試行錯誤しながら埋めていく練習は積めている。ウェルターでの経験の差だけではないですが、それ以上にトレーニングを積んで勝っている部分はあるので、対戦が決まったら自信のある安保瑠輝也でしっかり倒したいと思っています」
 

プライチュンポン
「今回はK-1に再び呼んで頂き、ありがとうございます。前回は初めてのK-1ルールで力を発揮できなかったが、今回は自分の実力を見せたい。皆さんは安保選手が有利と予想していると思いますが、私が安保選手の弱点を突きに行く。安保選手に勝ってもう一度野杁選手と戦いたい」

“狂拳”竹内裕二が約5年7か月ぶりに復活!梶原龍児の教え子・SATORU成合と対戦 「魂の打ち合いをやりましょう」(竹内)vs「バチバチに仕上げて打ち合います」(成合)

©K-1

 まさかまさかのサプライズだ。かつてKrushのリングで山本真弘や梶原龍児、野杁正明らと「倒すか倒されるか」の激闘を演じて、-60kg戦線にその名を知らしめた“狂拳”竹内裕二が実に5年7か月ぶりに電撃復帰を果たす。

 対戦相手はSATORU成合。K-1のリングを志して29歳で上京し、K-1ジム総本部チームペガサスの一員となった遅咲きだ。師匠はかつて竹内と対戦し、敗れた梶原龍児K-1ジム総本部チームペガサス代表。また、成合自身も竹内の菅原道場の後輩、島野浩太朗とKrushのリングで「魂の壊し合い」を演じ、これも敗れている。成合にとっては「師匠のかたき討ち」と「菅原道場へのリベンジ」が掛かる1戦となる。

 5年7か月ぶりの復帰の理由を聞かれると、竹内は「話すと1時間くらい掛かっちゃうから。短めに言うと『やりたくなっちゃった』(笑)」と答えてニヤリ。先日のK-1東京体育館大会での熱闘「卜部弘嵩vs島野浩太朗」が復帰のきっかけになったのか、という質問には「俺の復帰に関係してるのか、してないのか。ちょっとは関係してるかも」。質問に素直に答えず、何かひねってニヤニヤと煙に巻く「狂拳節」は健在だ。

 一方の成合は「昔、悪かったような男性はタイプなんで(笑)。熱い打ち合いが出来ると思います」とこちらも独特な言い回しで「熱い打ち合い」をアピール。昨年は3連敗を喫したが「上手く戦おうとしたら、自分には合わなくて。今年はまた倒しに行くスタイルを作っていきます」と「激闘派」に回帰するという。

 師匠の梶原代表が、12年前に竹内に敗れているだけに「(梶原)龍児さんからも笑いながらですけど『かたきを取ってよ』と言われてるんで。僕がかたきを取ります。誰とやってもKOしたいんで、KOします」

「(成合は)熱い試合をする男。魂のぶつかり合いを見せたい。勝って、強さを証明します」と竹内。「昔から試合を見てた選手。だけど今、現役でやってる自分が負けちゃいかんだろうと。気を抜かずに、バチバチに仕上げます」と成合。新旧の激闘派対決、バッチバチの打ち合いを制するのは狂拳か、成合か!?
 

“狂拳”竹内裕二
「押忍、菅原道場所属の“狂拳”竹内裕二です。お久しぶりです。えー、SATORU成合選手、梶原選手の愛弟子ってことで。(島野)浩太朗との試合も見てるし、熱い試合する男。ちょっと魂のぶつかり合いを見せたいと思います。(対戦相手の印象は)さっき言ったみたいに魂で戦ってくる選手だなと思います。『魂の打ち合い』をやりましょう。(2016年9月の代々木大会以来。約5年半ぶりの復帰を決意した理由は?)5年ぶりの復帰ということで。えー、話すとね、1時間ぐらい掛かっちゃうから、ちょっと短めに言います。『やりたくなっちゃった』。試合をやりたくなっちゃった、ってのが今回の復帰のアレです。

(K-1・Krushに出場する同門の選手のセコンドに就くことも多かったと思うが、この間のリングの変化は?)リングの変化っていったら、そう変わらないよ。結局、強いヤツが勝ってるし、弱いヤツが負けてるし。まあ勝って、強さを証明したいですね。(先日の弘嵩vs島野を見て復帰のきっかけになった? あの試合の感想は?)あの2人の試合は、俺の復帰に関係ないかって言ったら、ちょっと関係してるかもしれないし、そんな関係してないしれない。ちょっとは関係してるかも。

試合を見た感想、めっちゃ良かった。マジであの試合は良かったスよね? あれは良かった。二人とも昔から知ってて、一緒に練習したこともあるし。そういうのを抜きにしてもいい試合でした。熱かった。(現在のコンディションと実力は?)今の実力は、ちょっと5年ぐらい離れてたんで試合の感覚、試合でどうなるか分からないけど。今の実力は、俺の中ではいいです。いい感じ(笑)」
 

SATORU成合
「今回、K‘FESTAの大きな舞台にオファーをいただきありがとうございます。狂拳選手は昔から知ってる選手で、最近は忙しくて試合の映像を見れてないけど、昔は本当に見てた選手で。こういった、失礼に当たるかもしれないけど、昔悪かったような男性は僕はタイプなんで(笑)。熱い試合が出来るな、と思ってます。よろしくお願いします。

(対戦相手の印象は)パンチが強くて、パンチの印象なんですけど蹴ることも出来るし。でもやっぱり打ち合い。野杁選手の同時ノックダウンとかもそうですし、本当に強いなと思うんで、バチバチの打ち合いを見せれるかなっていう印象です。(2021年は3連敗と厳しい1年。振り返って反省点や手応えは?)えー、去年3連敗して、痛いところを突いてきますね(苦笑)。去年は本当、激闘って言われてるんですけど、上手く戦おうとしながら何か出来るかなと思ってたんですけど、それが自分には当てはまらなくて。だから今年はまた倒しに行くスタイルを作っていこうかなと思います。

(竹内選手は、師匠の梶原龍児さんに2009年7月に勝利している。今回勝利出来れば、12年越しのかたき討ちになる。どんな勝ち方を見せたいか?)本当にKOですね。誰とやってもKOで倒したいんで。それはもちろんで、代表の(梶原)龍児さんからも笑いながらですけど『かたきを取ってよ』と言われたんで、僕がかたきを取ります。

(竹内選手は5年ぶりの試合。今、活躍してる選手として「これは負けられないだろう」という気持ちは?)そうですね、やっぱり昔試合してて、久しぶりの試合で、今、現役でやってる自分が負けるわけにはいかんだろうと思いますけど。逆に久しぶりの試合でめちゃめちゃ調子いいかもしれないんで。本当に気抜かずに、バチバチに仕上げます」

松倉信太郎がK-1に電撃復帰!ジュリオ・セザール・モリと激突「記念で戻ってきたわけじゃない。K-1王者になるために戻ってきた」

©K-1

 松倉信太郎が約5年ぶりにK-1に帰ってきた。松倉は高校時代にK-1甲子園王者となり、プロではK-1・Krushを中心に活躍。2017年2月の試合を最後にK-1を離れると、様々な団体を渡り歩いてきた。そして今年2月に所属を新たにし、再びK-1のリングに戻ってくる形となった。

 K-1・Krush時代はスーパー・ウェルター級(70kg)で戦っていた松倉だが、現在の主戦場は-75kg級。神保克哉がK-1での新階級設立を訴えている階級だ。会見で松倉は「僕は記念で戻ってきたわけでもないし、ただ試合をするために戻ってきたわけでもない。K-1の世界チャンピオンになるために戻ってきた」とK-1参戦への想いを熱弁した。

 そんな松倉の対戦相手はK-1に続々と強豪外国人選手を参戦させているブラジリアンタイの“重戦車”ことジュリオ・セザール・モリ。昨年11月「Krush.131ではブハリ亜輝留をパンチ一発で沈め「75kgならではの説得力のある試合だった」と、中村K-1プロデューサーも太鼓判を押す、迫力とスピードが魅力のファイターだ。

 奇しくも2月のK-1東京体育館大会で行われた神保vsダニロ・ザノリニと同じ“日本vsブラジル”という図式も成り立つ松倉vsジュリオ・セザールの一戦。今後の75kg戦線を占う一戦の結末はいかに?


松倉信太郎
「またこうやってK-1の舞台に戻ってくることができて、心から嬉しいなっていう気持ちと同時に、今の僕があるのは今まで所属していたジム・団体さんがあってのことで、本当にいろんな人の想いや気持ちを持って今日この場にいます。

 4月3日、K-1のリングに上がるんですけど、記念で戻ってきたわけでもないし、ただ試合をするために戻ってきたわけでもなくて、僕はK-1の世界チャンピオンになるために戻ってきました。年齢的にも30歳であまり時間もないので、しっかり一戦一戦アピールしていきたいなと思っています。(相手の印象は?)神保戦とブハリ戦を見させてもらったんですけど、体がすごく強くて見た目どおりパワーがあって、とにかくタフだなっていう風に僕は感じています。

(K-1復帰を決めた理由は?)理由としてはもちろんたくさんあるし、前回K-1に出てからすごい時間が経って、いろんなところでも戦わせてもらったし、いろんなことを経験してきて、それはひと言で言い表せるものではないです。ただ僕がK-1に戻りたいと思った。それが一番、そこだけというか、K-1の世界チャンピオンになりたい、その気持ちがとにかくありました。

 ここまで自分で色々と決断してきて、格闘家として30歳を迎えることができてるんですけど、今までも自分で決断してきたつもりでも、その中でいろんな人の目を気にしてしまったり、ちょっと周りに流されてしまったり、自分の意思を見せているようで、見せられていなかったことがありました。でもこの決断もそうだし、今は100%K-1に戻りたい、K-1の世界チャンピオンになるという強い気持ちを持って、ここにきました。リングに上がるからにはしっかりその覚悟を見せていこうと思っています。

(K-1の75kgは神保が活躍している階級だが?)神保選手の印象としては若くて、一番印象的なのはやっぱりちゃんと倒しに行く姿勢っていうのはすごいと率直に思いました。ただ一つちゃんと訂正というか、伝えておきたいことがありました。僕が“K-1の-75kgが盛り上がってきて、その流れがあるから(K-1に)来た”と思われてるかもしれないんですけど、僕は別に神保選手が75kgをどう…とかは正直なにも思っていません。

 75kgはもともとどこにもない階級で、僕は他団体で『75kgを作って欲しい』と言ってその団体のベルトを獲って、それから周りでも75kgの試合が増えてきたのかなと思っています。もともとなかった75kgを作ったのは自分だと思っているので、神保選手がK-1の75kgを引っ張ているとか、そこに関しては『頑張ってください』というか…何もないです。僕は、そことは関係なく『僕が来たから75kgができる』と思っているので。その中で格闘技は対戦相手がいないと試合ができなし、盛り上げられないので、神保選手はキャラも立っていて、対戦相手としてはありがたいというか、戦う相手の一人だと思っています。

(練習環境について)8年近く所属させていただいてたTRY HARD GYMさんを離れさせてもらって、今練習としては武尊とか大岩龍矢選手とかと結構させてもらうことが多かったり、別で、総合格闘技にはなってしまうんですけど秋山(成勲)さんとフィジカルトレーニングをさせてもらったり、いろんなトレーニングをさせてもらっています。今まではずっとムエタイスタイルで練習をしてきたんですけど、しっかり基礎があった上でのプラスアルファですけど、今いろんなトレーニングを新しく取り入れられてるので、30歳にはなってますけど、まだまだ今が伸び代を感じるし、今が僕の全盛期だと思っているので、環境に関してはそういう風に練習させてもらっています。

(K-1に戻りたい気持ちはずっとあった?)自分の中でK-1を離れるにあたってもイオ色あったし、心の中で絶対そういう気持ちはあったと思うし。でもそこから実行に移すためには、相当な決意とか覚悟がないとできないことでした。僕は旧K-1にも最後のほうに出させてもらって、そこから新生K-1の旗揚げ大会にも出させてもらって、Krushも出て。自分とK-1は本当に切り離せないというか、僕は勝手にK-1と共に歩んできた過去があると思っています。当時の僕は弱かったと思うし、ここぞというところでたくさん失敗してきました。でも物事が起きて、それが意味があったねって言うこと結構あると思うんですけど、いろんな出来事を僕は意味のあるものにしたいので、しっかり4月3日に戻って、色んなことがあったから松倉は強くなったんだとみんなに見せていきたいと思っています。

(武尊と練習して一番の刺激は?)誰もが知ることですけど、圧倒的な存在感、練習も含めそうですけど生き方、そこをしっかり見せられる、そういうところが他の選手にはないなとすごく感じますね。(一緒に練習してK-1への決意が固まった?)正直、さっき話してたこともそうなんですけど、武尊選手と練習させてもらってて、一緒に過ごさせてもらう機会が多くて。その中で人ってみんな生まれてきたらその人の人生なので、その人が主役だと思うんですけど、僕でいえば格闘技になりますけど、生きている中で他にすごい人や活躍する人が出てきて、そういうのを見ていると、いつの間にか引いてしまうと思うんです。『自分はああなれない』とか『あいつは別物だ』みたいに思ってしまう。

で、僕もいつの間にか武尊を見ていて一歩引いてしまっていて。もちろん武尊がすごいのは大前提なんですけど、俺はこうはなれないっていうのがどっかにあって。でもそんなことがを思うやつは絶対にそうなれないし。今、武尊と一緒に過ごさせてもらって、俺はこうならないといけないし、これ以上にならないといけないと思って一緒にやっています。さっきは75kgの話も出ていたんですけど、対戦相手はもちろん『K'FESTA』、一流のK-1の選手が一堂に会する一年で一番でかい大会です。

無差別級のトーナメントがあって、軽量級のチャンピオン達が出ていて、僕は対戦相手っていうよりはどの階級でいちばん面白かったかっていうのがすごく大事だと思うので、僕は対戦相手は他のカード全員だと思っています。そういう中で、トップの武尊と練習していることでこれ以上を僕は出していかないといけないんだというのを、日頃から見にしみさせられるのですごくありがたいです。

(武尊vs那須川の予想は?)はなから迷いとかなくて、武尊が普通に倒して勝つと。友達だからではなくて、そうなると分かっています」
 

ジュリオ・セザール・モリ
「今回、このような大会で戦いができることになってK-1の皆さんに感謝したいと思い。対戦相手の松倉選手はすでに30歳だそうだが、私は39歳になる。一戦一戦ベストを尽くして、全てを注いで戦っていきたい。(相手の印象は?)松倉選手の戦い・戦歴についてはずっと見ていたし、いちファンとしてずっと見てきた。こうして彼と戦えることも光栄に思っているし、彼の強みである戦術的なスタイルが好きなので、その戦術的な面に対して自分はフィジカルで。彼が僕のことを印象的に強いと思ったところもあると思うので、ぜひ戦術的に戦ってみたいと思う。(K-1のリングへの想いは?)K-1には1年半ぶりの参戦で、ずっと時間が止まっている状態だった。ブラジリアンタイというジムのファイターの夢はK-1に参戦すること。その夢を諦めずにはいられなかったので、4月もベストを尽くして自分の力を出し切りたい」

ゴンナパーに“大逆転男”鈴木翔也が挑む!「皆さんが絶対に面白いと思う試合を見せる」(ゴンナパー)vs「試合翌日は日本中を僕の名前で埋め尽くす」(鈴木)

©K-1

 元K-1フェザー級王者・椿原龍矢と現Krushフェザー級王者・新美貴士による注目のスーパーファイトが決まった。椿原は昨年3月にK-1フェザー級王座を戴冠。12月に軍司泰斗に敗れて王座陥落となったものの、卓越したテクニックとカウンターを駆使する“椿原スタイル”を確立し、フェザー級の主要ファイターとなった。

 対する新美はKrushフェザー級王者として昨年3度の防衛戦ですべて勝利。試合開始直後から相手に突進して最初から最後までラッシュを続ける“新美スタイル”で開場を沸かせ、K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式「K-1 AWARDS 2021」ではKrush MVPにも選出される活躍を見せた。

 会見に同席した中村拓己プロデューサーも「フェザー級トップ同士の一戦でもある、二人の確固たる・特徴のある戦い方がぶつかり合った時にどういう試合展開になるのか、結末を含めて楽しみな一戦になりました」と両選手に期待を込めた。

 約4カ月ぶりの試合となる椿原は「今回は“なにわのSAMURAI”(椿原)と“尾張の無限侍”(新美)の侍対決なので一発で切り倒して一撃KOしたろうかなと。軍司選手にリベンジできるようにずっと練習を積んできたのでまた強くなっています。最速・最短で僕がチャンピオンに挑戦してベルトを奪ったろうと思います」とすでに王座奪還に向けて気合い十分。

 一方、昨年9月に軍司に敗れて以来のK-1参戦となる新美は「まだK-1では結果を残せていない。またチャンスが来たのでしっかり結果を出してK-1のベルトに近づけるようにしたい」とK-1王座奪取を虎視眈々と狙う。そして椿原戦に向けては「僕はKOしか狙っていないのでしっかりKOできるように頑張っていきたい」とKO決着を予告していた。


椿原龍矢
「新美選手は気持ちも強いし、ガンガン前に出てくるファイトスタイルですが、その新美選手の気持ちを折った選手は今までおらんと思うので、僕が折ってしっかり倒したろうと思います。(どんな展開からどんな決着になるか)試合展開はよくわかりませんが、せっかく“尾張の無限侍”と“なにわのSAMURAI”の侍対決なので一発で切り倒して一撃KOしたろうかなと。

(王座陥落後、どういう過ごし方をしてきたか)ずっと練習していたこともあってちょっと息抜きもしたのですが、また新しいスタイルを極めて、軍司選手にリベンジできるようにずっと練習を積んできたのでまた強くなっています。全体的にパワーアップしてますし、試合毎にちょっとずつ変わっていっているのでまた楽しみにしてくれたらと思います。

(軍司vs斗麗について)僕は軍司選手としか試合をしていないので分からないのですが、どっちが勝っても最速・最短で僕がチャンピオンに挑戦してベルトを奪ったろうと思うので、どっちでも大丈夫です。(一撃KOする武器が今ある?)もちろんそういう練習もしてますし、侍といえば一撃必殺、一撃必倒なので、ぜひそういう試合に持っていきたいと思います。

(武尊vs軍司のエキシの感想)お客さん目線から見たら凄く面白いエキシで、カッコいいと思ったのですが、やっぱり自分もあのリングに立ちたいし、ああいうエキシもやりたかったですし、武尊選手の想いを僕も受け取りたかったので悔しい想いもありますし、羨ましい気持ちが一番大きいです」
 

新美貴士
「椿原選手のようなスタイルに圧倒してKOで勝った選手はなかなかいないので、それを自分が見せたいと思います。(どんな展開からどんな決着になるか)色んな展開を想像してますが、僕が距離を詰めれずに椿原選手のペースに飲まれたら、つまらない試合になって椿原選手の勝ちになります。しっかり距離を詰めて倒すことができれば試合は面白いですし、僕はKOしか狙っていないのでしっかりKOできるように頑張っていきたいです。

(元K-1王者と対戦することをどう思うか?)僕はKrushで結果を残していますが、まだK-1では結果を残せていなく、またチャンスが来たのでしっかり結果を出してK-1のベルトに近づけるようにしたいと思います。(軍司vs斗麗について)試合は何が起こるが分かるか分からないですし、 僕は両選手とも対戦して両方とも強い。そんなに実力差がめちゃくちゃあるとは思っていないのでどっちが勝つか分からないと思います。

(この試合はマタドールと猛牛のような戦いをイメージしてしまうが、どう思うか)僕は突っ込むだけではないですし、逆に椿原選手は距離を取るだけでなく、色々とできる選手で、お互いにそれだけではないと思うので楽しみにしていて下さい」

椿原龍矢vs新美貴士 注目のフェザー級戦が実現!「一発で切り倒したろうと思います」(椿原)vs「椿原選手のスタイルを圧倒してKOする」(新美)

©K-1

 元K-1フェザー級王者・椿原龍矢と現Krushフェザー級王者・新美貴士による注目のスーパーファイトが決まった。

 椿原は昨年3月にK-1フェザー級王座を戴冠。12月に軍司泰斗に敗れて王座陥落となったものの、卓越したテクニックとカウンターを駆使する“椿原スタイル”を確立し、フェザー級の主要ファイターとなった。

 対する新美はKrushフェザー級王者として昨年3度の防衛戦ですべて勝利。試合開始直後から相手に突進して最初から最後までラッシュを続ける“新美スタイル”で開場を沸かせ、K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式「K-1 AWARDS 2021」ではKrush MVPにも選出される活躍を見せた。

 会見に同席した中村拓己プロデューサーも「フェザー級トップ同士の一戦でもある、二人の確固たる・特徴のある戦い方がぶつかり合った時にどういう試合展開になるのか、結末を含めて楽しみな一戦になりました」と両選手に期待を込めた。

 約4カ月ぶりの試合となる椿原は「今回は“なにわのSAMURAI”(椿原)と“尾張の無限侍”(新美)の侍対決なので一発で切り倒して一撃KOしたろうかなと。軍司選手にリベンジできるようにずっと練習を積んできたのでまた強くなっています。最速・最短で僕がチャンピオンに挑戦してベルトを奪ったろうと思います」とすでに王座奪還に向けて気合い十分。

 一方、昨年9月に軍司に敗れて以来のK-1参戦となる新美は「まだK-1では結果を残せていない。またチャンスが来たのでしっかり結果を出してK-1のベルトに近づけるようにしたい」とK-1王座奪取を虎視眈々と狙う。そして椿原戦に向けては「僕はKOしか狙っていないのでしっかりKOできるように頑張っていきたい」とKO決着を予告していた。
 

椿原龍矢
「新美選手は気持ちも強いし、ガンガン前に出てくるファイトスタイルですが、その新美選手の気持ちを折った選手は今までおらんと思うので、僕が折ってしっかり倒したろうと思います。(どんな展開からどんな決着になるか)試合展開はよくわかりませんが、せっかく“尾張の無限侍”と“なにわのSAMURAI”の侍対決なので一発で切り倒して一撃KOしたろうかなと。

(王座陥落後、どういう過ごし方をしてきたか)ずっと練習していたこともあってちょっと息抜きもしたのですが、また新しいスタイルを極めて、軍司選手にリベンジできるようにずっと練習を積んできたのでまた強くなっています。全体的にパワーアップしてますし、試合毎にちょっとずつ変わっていっているのでまた楽しみにしてくれたらと思います。

(軍司vs斗麗について)僕は軍司選手としか試合をしていないので分からないのですが、どっちが勝っても最速・最短で僕がチャンピオンに挑戦してベルトを奪ったろうと思うので、どっちでも大丈夫です。(一撃KOする武器が今ある?)もちろんそういう練習もしてますし、侍といえば一撃必殺、一撃必倒なので、ぜひそういう試合に持っていきたいと思います。

(武尊vs軍司のエキシの感想)お客さん目線から見たら凄く面白いエキシで、カッコいいと思ったのですが、やっぱり自分もあのリングに立ちたいし、ああいうエキシもやりたかったですし、武尊選手の想いを僕も受け取りたかったので悔しい想いもありますし、羨ましい気持ちが一番大きいです」
 

新美貴士
「椿原選手のようなスタイルに圧倒してKOで勝った選手はなかなかいないので、それを自分が見せたいと思います。(どんな展開からどんな決着になるか)色んな展開を想像してますが、僕が距離を詰めれずに椿原選手のペースに飲まれたら、つまらない試合になって椿原選手の勝ちになります。しっかり距離を詰めて倒すことができれば試合は面白いですし、僕はKOしか狙っていないのでしっかりKOできるように頑張っていきたいです。

(元K-1王者と対戦することをどう思うか?)僕はKrushで結果を残していますが、まだK-1では結果を残せていなく、またチャンスが来たのでしっかり結果を出してK-1のベルトに近づけるようにしたいと思います。(軍司vs斗麗について)試合は何が起こるが分かるか分からないですし、 僕は両選手とも対戦して両方とも強い。そんなに実力差がめちゃくちゃあるとは思っていないのでどっちが勝つか分からないと思います。

(この試合はマタドールと猛牛のような戦いをイメージしてしまうが、どう思うか)僕は突っ込むだけではないですし、逆に椿原選手は距離を取るだけでなく、色々とできる選手で、お互いにそれだけではないと思うので楽しみにしていて下さい」

軍司泰斗、王者としての初陣で“超新星”斗麗と激突!「圧倒的な差で勝って自分が絶対王者だというところを見せる」(軍司)vs「偉大な世界一の男の前に立って、やってきたことを証明する」(斗麗)

©K-1

 昨年12月のK-1大阪大会でK-1フェザー級王座を戴冠し、先日の東京体育館大会で武尊とのエキシビジョンも記憶に新しい軍司泰斗が王者としての初戦=スーパーファイトを迎える。エキシビジョンでも実践と遜色ない調整・パフォーマンスを見せて「武尊選手とやって伝わってきたものがある」と語る軍司。

 新時代エースのポジションを担う軍司の対戦相手として選ばれたのは、現在3連勝中で確実に成長を遂げる斗麗だ。スーパーファイトながらキャリア的に格上の王者、軍司に挑む斗麗は「気を引き締めて試合まで死ぬ気で毎日頑張ろうと思ってます」とすべてをかけて軍司に勝つと宣言し、その若さを武器に思い切りの良さで軍司にぶつかるつもりだ。

 K-1には「チャンピオンになって最初のスーパーファイトは王者が苦戦する」というジンクスがある。直近でも江川優生が椿原龍矢に、朝久泰央が与座優貴に敗れるなど、K-1王者にとって戴冠後の初戦はまさ鬼門。K-1の新時代エースを引き継ぐ軍司が王者として圧倒的な実力を見せるのか?それとも斗麗が番狂わせを起こすのか?
 

軍司泰斗
「チャンピオンになってからの初戦なので、しっかり気を抜かずKOで終わらそうかなと思っています。先日、武尊選手と(エキシを)やって伝わってきたものも色々とあるので、新時代の代表としてKOで勝とうと思ってます。(相手の印象は?)率直な感想は若いなっていう感じですね。(武尊とのエキシビジョンを終えて)僕は強い外国人とやりたかったんですけどコロナの影響でこうなってしまって。用意された相手をしっかり倒していけば、ちゃんとした立派なチャンピオンになれると思ってるので、ここはKOで終わらそうと思ってます。

(どんな試合を見せたい?)圧倒的な差で、KOで勝って自分が絶対王者だというところをみんなに見せていきたいと思っています。(追われる立場になって)チャンピオンになったので、追われる側にはなったと思うんですけど、僕より若い選手とやるのも滅多にない機会なので、僕がしっかり勝とうと思っています」


斗麗
「いつも言ってますが、改めて言わせてもらいます。僕は世界一になることが目標です。そしてこのK-1のリングが世界一だと思っています。僕はここにキャラや知名度でいると思ってないです。当日は偉大な世界一の男の前に立って僕のやってきたことの証明をするだけです。(相手の印象は?)ベルトが軍司選手の手元にあることが全ての証明だと思っています。偉大なチャンピオン、それ以上の印象はありません。

(ベルトを持った相手との試合に向けてどんな心境?)率直にこれが一番、次のタイトルマッチにつながると思うし、ここでほんまに気を引き締めて試合まで死ぬ気で毎日頑張ろうと思ってます。

(武尊とのエキシビジョンを見て軍司の攻略の糸口は見つかった?)見ていて強かったし、二人とも素晴らしいK-1の象徴でめっちゃ強かったので。やる気がめっちゃ出てきました。(どんな形で終わらせたい?)今回もチームのみんなを信じて対策したり、僕も最終はKOを狙ってるので。KO狙うというより、ここは絶対に勝たないとダメなのでまず勝つことを意識します」