数々のメンバーチェンジを繰り返し、近年は石谷光(guitar, vocal & programming)のソロ・プロジェクトとして活動していたAcmaに、それまでサポートメンバーとして参加していた西田健児(vocal)が正式加入。新体制での初音源にしてAcma史上初のフルアルバムは、ツインボーカルを前面に押し出したダイナミックなバンドサウンドで構成された新感覚ロック。「宇宙人到来」、「神は死んだ」、4つの楽章で構成される大作「組曲 6億円ください」など、哲学的かつ攻撃的、ポップかつシニカルなACMA流・叙情的ギターロックが炸裂。「PR東日本」などのアグレッシヴな楽曲から、「REFUSE」、「恋、この不可解なもの」といったメロディアスでメロウな楽曲まで、幅広いサウンドを聞かせながら、「あくまでACMA」という独自の世界観が表現されている。DRAGONGATEプロレスの人気ユニットWARRIORSの入場テーマ曲「WE ARE THE WARRIORS」のvocal入りバージョン、関西テレビ「新世紀プロレスDRAGONGATE」のテーマ曲に起用された「ABC48」を含む全14曲を収録。
幼少のときバイオリンを習い音楽と出会い、その後イギリス在住時にロックに目覚めた石谷光(g.&vo.)を中心に結成。2004年には日韓のギターロックバンドが参加したACMA主催イベント「HO-K COMUTER」のコンピレーションCD2枚をULF RECORDSからリリースし、発売記念イベントを東京、大阪、ソウルで開催。2007年、グランジロックバンドKISS THE CROSSで活動していた西田健児(vo.)がサポートメンバーとして参加。数々のメンバーチェンジ後、西田健児が正式加入。今回が現体制での初のアルバムとなる。「人間の負の部分(悪魔の部分)をも表現する」というコンセプトのもと、独特の哲学で紡ぎ出される歌詞。そして主にUKロック、ハードロックからの影響をベースに、クラシック、Jポップ、テクノ、民俗音楽などの影響をも融合したサウンドは、ポップかつドラマティックで刺激的な「日本発、新感覚ロック」。数多くの楽曲を新世紀プロレス・DRAGONGATEに提供している。2010年にはAcmaとしてアメリカのエモ系コンピレーション「11th Hour Confessions」に参加するなど国境を越えた活動も積極的に行っている。
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