番組審議会記録

第60回GAORA番組審議会記録

第60回番組審議会が3月9日(金)に開かれました。審議会には、種子田委員長をはじめ4名の委員が出席。会社からは、7名が出席しました。この日は、2月11日(火)16:00~17:00に放送しました「大谷翔平スペシャル~4番・ピッチャー大谷翔平 二刀流が残したもの~」について審議を行い、委員の皆様から次のようなご意見をいただきました。

番組審議

<審議番組>

「大谷翔平スペシャル~4番・ピッチャー大谷翔平 二刀流が残したもの~」  

放送日時

2月11日(火)16:00~17:00

<番組概要>

2018年2月。全てのプロ野球ファンからの注目を一身に集めていた「北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平」が5年間の日本プロ野球生活に別れを告げ、米メジャーリーグへと移籍しました。彼の魅力、それは「二刀流」。“投手として投げる、打者として打つ”、この2つを高いレベルで両立出来たのは過去を振り返っても「大谷翔平」だけでした。GAORAでは、指揮官である栗山監督をして“最も大谷翔平が表現された”という2017年10月4日の試合に的を絞りました。この試合で大谷が与えられた役割は「四番・ピッチャー」。パ・リーグの長い歴史の中で初めてのことになります。大谷が“究極の二刀流”を果たすことで日本球界に「何を残したのか?」「何を残したかったのか?」、この試合に関わった指揮官・栗山秀樹、投手コーチ・吉井理人、チームメート・中田翔、そして対戦相手であるオリックス・バファローズから、“4番打者・大谷”と相対したピッチャーの金子千尋、“投手・大谷”と対峙したバッター・T-岡田の5名が試合を振り返りながら、「大谷翔平の二刀流が残したものとは何か?」を紐解いていきます。

<審議意見>委員の主な意見は次の通り。

  • ・10月4日の北海道日本ハムファイターズのホーム最終戦に焦点を絞った「二刀流」の5年間を振り返る企画の意図は面白いと感じた。「証言者」として登場する吉井コーチのコメントが充実していた。バッファローズ金子千尋投手の言葉も素晴らしかった。番組としては「史上初の偉業」というナレーションで、盛り上げる必要はなく、冷静に、大谷の可能性と希望、そして不安を、栗山と吉井の目と本人を通して描くだけで良かったのではないかと感じた。
  • ・まずはとても面白く、仕事を忘れてのめり込んで観てしまった。選手心理やベンチの思いを、絶妙なタイミングで金子選手、中田選手、栗山監督、吉井コーチのインタビューや放送席の様子を挟むことで臨場感が伝わり、とても得した気分になった。大谷選手は、才能だけなく、野球に対する真摯な姿勢、人柄こそが彼の凄さなのだと、改めて感じ、これからアメリカでの活躍をますます応援する気持ちが強くなった。
  • ・ホーム最終戦で四番・投手として日本ラストゲーム。まさに絶好のシチュエーションで完封という結果を出し、やはり大谷選手は「持っている」と感じた。ただ、チーム状況は首位から30ゲーム差以上、3位からも15ゲーム離れた5位。クライマックス出場も断たれていたからこそ、可能な演出であり、競っていたら完封はなかったかと思う。番組冒頭、大谷選手の個別取材ができなかった話から始まったため、番組に対する期待感が薄まってしまったのは残念だった。
  • ・プロ野球の監督、ピッチングコーチ、対戦する選手と、それぞれの立場や裏舞台を分かりやすく丁寧に追っていて、惹きつけられた。北海道日本ハムファイターズで5年間育てられた大谷選手は、これからがスタートなのだと感じ、とても楽しみになった。内容とは関係ないが、番組のバックミュージックの音が大きすぎると感じた。
  • ・10月4日に的を絞り、まとまってはいたが、長年北海道日本ハムファイターズを放送してきたGAORAであれば、もっと大谷選手の過去のお宝映像があったのではないかと、もったいなく感じた。また、真摯にインタビューに応える金子選手に対し「大谷と対戦するメリット は?」という聞き手の問いが、番組を希薄なものにしてしまい、非常に残念だった。インタビューの聞き手として洗練した質問をしてほしかった。
  • ・ファン目線で非常に楽しく視聴できた。過去にGAORAが放送したプロ野球特番に比べても、内容が良くなっていたと感じた。出演していた監督、コーチ、選手それぞれが、しっかり受け答えしており、これだけ周囲から支持される大谷選手はやっぱり凄い選手なんだと改めて感じた。
  • ・番組を見て元気が出た。前向きになれたのは、大谷選手が二刀流に挑戦し続けているからだと思う。CS放送は試合の生中継が放送のメインとなる中で、スポーツの奥にある人間としての選手を伝えることが、とても大切だと感じる。それがスポーツに対する理解や広がりに繋がっていく。スポーツ専門チャンネルにとって、こういう番組を制作することは重要だと思うので、ぜひ続けてもらいたい。

GAORAでは、これらの貴重なご意見を、これからもより良い番組をお届けしていくために大いに活用させていただきます。

出席委員

種子田穣委員長、影山貴彦副委員長、藤井純一委員、森本志磨子委員

GAORA出席者

東社長、島津専務、横田常務、二瓶編成制作部長、高井プロデューサー、下川総務企画部長、田中事務局